先日、8ヶ月の下の子供が入院する事態になりました。
きっかけは外出して帰って来たその日の夜。離乳食をあげていると何となく食欲がなさそうな感じがしていました。しかし、離乳食をしっかり食べておかないと夜中にお腹が空いて泣くので、ゆっくりと時間をかけ、食べるだけ食べさせました。するとしばらくしていきなり嘔吐。夫がいたので夫にお風呂で汚れを落としてもらい、私はとにかく除菌処理。ひと段落すると、スッキリしたのかケロッとして元気に遊んでいました。
それで安心した私は、その後嘔吐する様子がなかったのでそのままいつも通り寝ました。すると、急にまた嘔吐。
そこからはとにかく少しずつお茶を飲ませて様子を見ながら寝ずに看病しました。
念のため翌日の朝病院に連れて行くと「胃腸炎」だと診断され、吐き気止めと解熱剤だけをもらい高熱が出たら解熱剤で熱を下げ、少しずつお茶を飲ませて様子をみました。そしてその後は少しずつ離乳食も食べさせて通常の生活に戻ったので、その事に安心した私はその週末また外出しました。
するとその夜中、また嘔吐しました。
とかなり戸惑いました。そしてその嘔吐から地獄が始まりました。
前回は一度嘔吐した後はすぐ元気になり遊んでいましたが、二回目は嘔吐した後はぐったりとしていて目が虚ろになっていました。前回の時と同様に吐く回数は少ないのですが、ぐったりとしている部分が違いました。
私はとにかく水分を与えるとまた吐くので、出来るだけ少な目にするように心掛けました。しかしその心掛けがアダとなり、子供はどんどんと衰弱していきました。
この水分の加減が本当に難しいんですよね。私は完母だったので、更に難しかったんです。吐き気が収まってからおっぱいを欲しがるので授乳しましたが、母乳はあげる量をうまくコントロールできないので、結局あげすぎる形になってしまいまた嘔吐。その繰り返しで、水分を与えることが怖くなっていきました。
そしてその夜中、また嘔吐しましたが、今までと違って吐いたものが緑色をしていたので心配になり、救急病院へ行きました。
先生からは
と言われました。確かに家で見ていると心配で眠れないし、精神的にかなりきつかったので正直入院と聞いてびっくりするより「これで安心だ」と言う安堵の方が大きかったです。
今回私の子供が入院することになったのも「入院する!」と決めていた訳ではありません。体調が夜中に悪くなり、救急で受診したことから急に決まりました。事前に準備ができたら良いですが、毎回そうとは限りません。むしろ急な入院の方が多いかもしれないので、何が必要なのかパニックになると思います。
そんな時の為に、今回の子供の入院で必要だった持ち物を書いておこうと思います。よければ参考にしてみてください。
もくじ
子供の入院で必要だった持ち物

タオル
これは洗面台に掛けておく用の手拭きタオルと赤ちゃんと保護者のお風呂用のバスタオルです。手拭きタオルは、一日一枚でなく何枚かいります。看護師さんに赤ちゃんをお風呂に入れてもらう時なんかにも使われるので、多めに持っておくと良いです。
着替え
赤ちゃん用の着替えと、保護者用の着替えといります。赤ちゃん用の着替えも汚れることを考慮し、多めに持ってきておくと良いです。保護者用の着替えは病院内ではジャージなど部屋着のようなものを着ている人も多かったです。
病院内には共同のコインランドリーもありますので、長期の入院になる場合はそちらを使っても良いかもしれません。
スリッパ
病院内を歩く時に、スリッパがあれば便利です。乳幼児の入院の場合、ベッドに座って子供を抱っこしないといけないことも多く、靴の脱ぎ履きが大変です。私は100円均一の安いスリッパを買ってきてもらいました。
シャンプー・リンス・洗顔料
入院することになってから、結局一度も家に帰ることが出来なかったので、病院にある付添人用のシャワールームにお世話になっていました。しかし、シャワールームにはシャンプーやリンス、洗顔料などのアメニティは一切付いていなかったので持参が必須でした。
歯ブラシ
歯ブラシは夫に頼んで持ってきてもらいました。旅行の時にホテルについているアメニティをいつも持って帰ってくるので、持って帰ってきた歯ブラシを何本か持ってきてもらいました。
筆記用具
入院中に入院届など記入しないといけない書類が何枚かありました。病院で借りることもできるかもしれませんが、失くしたりしてもいやなので持って来た方が良いかと思います。
印鑑
入院に必要な書類では押印も結構な頻度で必要でした。(書いた書類ほぼ全てだったかもしれません)
紙おむつ
紙おむつも病院の売店で売っていましたが、やはり高いので多めに持ってくることをオススメします。入院日数にもよりますが、1パックあれば十分ではないでしょうか。
おしりふき
赤ちゃんが入院してから、何日間かお風呂に入ることが出来ませんでした。その為、うんちの際におしりふきが必要でした。
その他、離乳食をあげる時にちょっと汚れたりしてもサッと拭けて便利でした。
ビニール袋
これは胃腸炎で入院したこともあり、感染症の隔離扱いだったので、うんちの際には必ずおむつをビニール袋に入れてからゴミ箱に捨てるよう言われていました。その他にも、病室にはゴミ箱がなかったのでビニール袋に入れて病棟のゴミ箱に捨てに行っていました。何枚かあると便利だと思います。
子供(赤ちゃん)用スプーン
病院では病院食で離乳食も出してくれますが(入院した病院では一食460円でした)なぜか食べさせる用のスプーンが付いていませんでした。最初スプーンが付いていないなんて知らずに離乳食が出されたので、慌てて売店に買いに行きました。しかし、赤ちゃん用の小さなスプーンは売店には売っていなかったので、大人用のティースプーンで間に合わせました。やはり大人用のティースプーンでは食べにくそうだったので、持参は必須だと思います。
コップ
食事の際に使うコップも付いていませんでした。コップで飲める子供さんの場合は必須かと思います。付添人の分もないので、歯磨きのうがい用にもコップは必要です。万が一落としてしまった時のことも考え、プラスチック製のものが良いと思います。
子供・赤ちゃん用のお茶
病院では食事は出してくれますがお茶などの飲み物は出ないので、自分で用意しなければいけません。病棟を出れば自販機に売っていますが、子供や赤ちゃん用のお茶などは売っていないので持参しておいた方が便利です。ドラッグストアや西松屋に売っている麦茶の小さなパックのもので良いかと思います。それを私はいつも使っているマグマグに移し替えて飲ませていました。
ティッシュ
これも病室には置いてありませんでした。ちょっと汚れた時とか鼻をかむ時にあると便利だと思います。意外とティッシュってなかったら不便なんだとこの時ティッシュの有り難みに気づきました。笑
暇つぶしグッズ
付添人には絶対に必要なアイテムだと思います。
病院ではテレビを観るのはテレビカードと言うプリペイドカード式で、そのテレビカードがびっくりする程高額だったんです。なんと1時間100円。たった10時間で1000円もかかります。そして冷蔵庫もそのテレビカードと同じカードで利用だったので、それにも使うとほとんど度数が残りませんでした。入院期間は3日間でしたが、テレビを観れたのはたった3時間…勿体無くて観れませんでした。
テレビ以外に暇つぶしできる本やタブレットを持って来ておくと良いと思います。子供の入院の場合、付添人が病室から離れることはほとんどできないのでストレスが溜まらないよう、好きなことできることも大切です。
救急病院にかかる時は入院も視野に入れておく
私は全く入院なんて予想していませんでしたが、改めて周りに聞いてみると子供はいろんな病気で入院することが多いようです。
大人の場合は普通にしていれば治るような風邪でも、子供の場合酷くなって肺炎までいってしまうようなケースもあり、即入院なんてことも周りでもあったようです。なので、救急病院にかかる時は入院も想定して行った方が良いです。
入院期間、付添人は大変です。私の場合、個室だったので比較的気ままに過ごすことができましたが、大部屋の場合は絶対に無理です。他の患者さんもいるので、就寝時間は騒音の問題なども気になります。パーソナルスペースが狭いのも、入院期間が長くなるとストレスの原因になると思います。
なので、子供は意外に入院しやすいと言う覚悟を持って看病しておくと、いざ入院になった場合も冷静に対処することができると思います。
- タオル
- 着替え
- スリッパ
- シャンプー・リンス・洗顔料
- 歯ブラシ
- 筆記用具
- 印鑑紙
- おむつ
- おしりふき
- ビニール袋
- 子供(赤ちゃん)用スプーン
- コップ
- ティッシュ
- 暇つぶしグッズ
