育休復帰直前になり
「育休明けって仕事や生活はどうなるんだろう?」
と不安になってませんか?
私は一人目の復帰の時にすごく不安になりました。
「子供もまだ一歳にもなっておらず、泣いて泣いて保育園に行けなかったらどうしよう?」
とか
「毎日優雅に過ごしていたのに急にあのせかせかした仕事モード時代に戻って果たしてついていけるのか?」
とか…。
心の面で不安になるのは当然の事。そして保育園入園するならその準備など、とにかくやる事はたくさんあります。
私の場合、引越しを伴ったので引越し準備と保育園入園の準備が重なり更に1〜2月はとても忙しかった記憶があります。小さな子供もいたのでなかなか準備に手がつけられず、義実家からお義母さんに来てもらって準備したりしてました。
そんな忙しかった中で、フルタイムでの育休復帰に向けて実際に私がやった事を挙げてみようと思います。
1.入念なシミュレーション
2.夫と事前に話し合いする
3.時短家電を購入
4.宅配サービスを利用する
入念なシミュレーション
まずは育休明けフルタイムで仕事した場合のシミュレーションをしてみました。実際に仕事し出してからしか分からない部分ももちろんありますが、シミュレーションをせずに仕事始めるのと、しっかりとシミューレーションしてから仕事始めるのとではかなり違いが出てくると思います。
仕事が何時に始まるから、家を何時に出て保育園に送って、仕事が何時に終わるから家に帰って家事を何時に終わらせて…
夫婦二人の時は自分だけのペースで物事を考えれば良かったんですが、子供がいるのでそうはいきません。
朝保育園に送って行く時に愚図った場合を考えて少し時間に余裕を持って計算したり、帰って来てからもできるだけ早く寝かしつけしたいのでどうやったら家事を効率良く終わらせられるかを考えたり…
子供を育てながら仕事するのって、時刻表通りにはいかないんです。
だからこそ育休明けすぐにフルタイムで仕事する為には、シミュレーションがまずは一番重要ではないかと思います。実際に働き出した時に自分の中にある程度のイメージがある方がスムーズにいく気がします。
まずは朝起きるところからシミュレーションして時間割を書いてみてください。くれぐれもギリギリの時間で配分を組まないようにして下さい。時間ギリッギリにしてしまうと、実際やってみると絶対に無理になってきます。
余裕を持った時間割でシミュレーションしてから、後のことを考えましょう。

夫と事前に話し合いする
フルタイムで働くワーママをしてて思ったのは「ひとりで全てするのは到底無理だ」と言う事です。
世の中にはクソ旦那と呼ばれる人達がいて、共働きなのに育児も家事も妻に任せっきりな人達も中にはいると思います。しかし、そんな人達でも使うしかないのが現実。とにかく、我が家はワンオペ予備軍だわって人でも一度旦那さんと話し合ってください。
事前にシミュレーションした結果、何時に起きて何時に仕事終わってって言うのを時間割で夫に見せます。この時間割の中で夫にできそうな事は片っ端からお願いしてみます。
例えば、我が家も平日ワンオペですが、朝のゴミ出しと夜の洗濯機を回して干す事だけは夫の仕事です。平日朝が早くて何もできないと言っても、ゴミ出しなんて朝早い方がむしろ良いんです。こちらが子供抱えて家を出る頃に、玄関にまだゴミが転がってたらイライラMAXになってしまいます。
そして、帰りが遅くても洗濯くらいならできます。子供の寝かしつけができないのなら洗濯をこちらが寝かしつけしてる間にやっておいてもらえば、こちらの朝の大きな負担が軽減されます。朝から洗濯二回転が一回転になるだけで15分は違いますから。朝の15分は夜の一時間くらいに相当するってほど重要ですよね。
これらは私がある程度シミュレーションして、夫と話し合いしながら決めた事です。その為、夫も文句を言う事なくやってくれています。
でも、これ事前に話し合いしてなかったら?と思うとゾッとします。
気遣いのできる夫なら良いですが、みなさんの旦那さんはどうですか?
と言う羨ましい方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。しかし私は、妻がして欲しい事みんながみんな言わずとも分かるとは到底思えません。だって私も夫のして欲しい事なんて分からないからです。人間言わなきゃ分からないんです。だからこれだけ言語が発達したんだと思うんですが…
とにかくフルタイムで仕事復帰する前に一度夫と話し合う事オススメします。
「何とかなるさ〜〜」でフルタイムでの仕事はかなり厳しいと思います…

時短家電を購入
フルタイムで働いていると、大変なのは家に帰ってからの家事ですよね。昔に比べたらいろんなものが便利な時代になりました。それでも家事にはある程度の時間と手間がかかります。掃除、洗濯、ごはん作り…本当にやる事たくさんで困り果てる時あります。
そんな大変な家事ですが、できるだけ負担を軽くしたいですよね。その為には、便利な家電に頼る事をオススメします。
去年我が家が購入したものでとても良かったのが、マキタのコードレス掃除機です。
マキタのコードレス掃除機がフルタイムで働く共働き家庭にオススメな理由は4つあります。
- コードレスでどこまでもいける
- 軽い
- 省スペースで置けるのでサッと掃除ができる
- 手頃な価格
コードレスでどこまでもいける
まず良かった点はコードレスでどこまでもいけること。今までのコード式掃除機で一番ネックだったのが、コードがある事によって移動範囲が狭い事でした。ある部屋の掃除をしていて続きで隣の部屋を掃除したい事ってよくあるんですが、そんな時にもわざわざコンセントのあるところまで戻ってコードを引っ張ってきて、更に隣の部屋のコンセントを探して挿す。超面倒臭いんですよね…
そんな時にもこのマキタのコードレス掃除機なら、隣の部屋だけじゃなく充電が持つ限りどこまででも行けちゃうんです!だから外に持ち出して車内清掃に使っている人なんかもいます。
軽い
このマキタの掃除機を店頭で持った時にびっくりしました。正直買うことを検討している段階では「コードレスってモーターとか中に入ってるなら絶対重そうだよね?」と疑っていましたが実際に持ってみると予想以上の軽さに驚きました。
また、コード式掃除機はあの本体をガラガラと引く時にフローリングに傷がついてはしまいそうなのが嫌だった事もあります。今ではあの重たい本体をガラガラと引く事もなく、フローリングに傷もついていません。
省スペースで置けるのでサッと掃除ができる
平日、子供が食べこぼしたパンくずや小さなゴミをささっと掃除したいのに、あのコード式掃除機では押し入れから出してきてコードを引っ張り出し、コンセントを探してコードを挿すまでしないといけません。平日の朝からそんな余裕は一切ありません。
だから今では我が家ではキッチンの脇にスタンバイさせいつでも掃除ができるようにしています。ノズル自体はコード式掃除機の方が長いかもしれませんが、そんなに奥まで掃除する事もないので全く問題ありません。
手頃な価格
何と言ってもこれですよね〜。最初、ダイソンのハンディークリーナーと迷っていましたが、あちらはこちらの約5倍のお値段でした。夫はダイソンの掃除機のオシャレさを押していて一度ダイソンに決まりかけましたが、店頭で持ってみて重さに愕然としました。
と掃除を頼むのには失敗しましたが、マキタの掃除機に決める事ができました。1万円程度とお財布にも優しく、この満足感はコスパ最強ですよね。また、このマキタの掃除機って業務用にも使われている事もあり、プロが使うものって良いものが多いですもんね!何だかとても納得できました。

食材宅配サービスを利用する
我が家も利用していますが、食材宅配サービスはとても便利です。毎日仕事、掃除、洗濯、買い物、ご飯作りって…想像しただけで吐き気がしますよね?でもこれら全部自分でやろうと思ってませんか?できるだけ他に任せられることは便利なサービスに任せる事が大切です。
特に買い物は今や食材の宅配サービスで全てまかなえると言っても過言ではないほど充実しています。大手のコンビニやスーパーなどの参入してきており、どこを選んで良いのか迷いますよね?
特に私がオススメする食材宅配サービスは「生協(コープ)の宅配」です。
最近ではいろんな宅配サービスがありますが、生協の魅力は何と言っても「商品がとても魅力的」と言う事です。宅配サービスを利用していて思うのが、「消費者の目線に立ったものづくり」ができているなぁと言う事です。
例えば、こちらの商品は小さな子供が食べやすいように冷凍の魚の骨が一本ずつ丁寧に抜かれています。魚って大きい骨があったりして食べ辛いイメージがありますが、これなら子育て中の人やお年寄りのおられるご家庭でも安心して食べる事ができます。
天日塩仕込み 骨取り塩さばの切身
またミンチ肉は自宅で冷凍するとくっついて好きな分量だけを使う事ができないので厄介な存在何ですが、生協の冷凍ミンチ肉はパラパラしていて使いたい分だけそのままフライパンに入れて使えちゃいます。
国産合挽きミンチ(国産牛6:国産豚4)
そして、他の宅配サービスにはない「生協」と言う圧倒的な安心のあるブランド力が違いますよね。生協発祥の地「神戸」では「コープさん」と呼ばれるほど崇拝されている生協。
私の母もかなりの生協(コープ)信者で、毎週少し遠いところにあるにも関わらず車で買い物に出かけて行きます。子供の頃は「なぜわざわざ生協に買い物に行くんだろう?」と不思議でなりませんでしたが、今になると何と無く分かる気がします。それは、母の愛だったんだと思います。
きっと「子供達に少しでも安心なものを食べさせたい!」と言う親心からだったんだと思います。実際に母にそのことを聞くと「生協(コープ)なら安心だから」と言っていました。
いろんなサービスに頼って、普段の家事は少しでも楽になるように工夫しましょう。そうでないと共働きをずっと続けることは不可能に近いかもしれません。

最後に
実際にやってみると思っている以上にうまくいかない事が多くあります。夫婦二人の時は自分と仕事の都合のみでやってきましたが、子供ができるとそうはいきません。子供はその時によって手のかかり方が違います。機嫌の良い日はすんなり家を出れますが、機嫌の悪い日は家を出るだけで30分以上かかる事もザラにありました。(玄関先でイヤイヤになって泣き叫ぶ事30分とか…)
何とか子供を保育園に預けて会社へ行けても、仕事して帰って来ると毎日家事が溜まりに溜まって乱雑に積み上げられていて泣きそうになります。掃除はほぼできてないし、前日の洗濯物も部屋干ししたまま、お風呂洗いもできてないし、朝食べたご飯の食器はそのまま…何から手をつけて良いのか最初は混乱してパニックのような状態になってしまうかもしれません。
でも、どんどんその生活にも慣れていきます。私も育休から復帰直後は毎日毎日何かに追い立てられ、不安で不安でしっかり眠れていなかった記憶があります。しかし、どんどんと生活にも慣れていき、自分の中でのルーティーンを確立できた頃にはそれが普通になりました。フルタイムでの仕事は辛くて辛くて本当に仕事を何度も辞めたくなりましたが「今辞めたら一番勿体無い!」と損得勘定を働かせどうにか仕事を辞める事なく続ける事ができました。
だからここまで書いた事は実際やってみないと分からない部分もたくさんあります。しかし、事前に準備しておくのとそうでないのでは全く違うと思います。体育の時間、まず準備体操をしますよね?そんな感じで育休明けにフルタイムで仕事を始めるにもまず事前準備をしっかりとする必要があると思います。
本当に子供を育てながら働くって事は大変だし、辛いことも多いのは事実です。しかし、今や私の周りで専業主婦って少数派で、ほとんどの人が妊娠・出産しても辞めずに仕事続けています。
「あの人が頑張っているなら私も!」と思える人はいませんか?時には同じ境遇の周りの人に愚痴を聞いてもらいながら一緒に頑張っていきましょう。
