みなさんのお家は、毎月の食費ってどれくらいかかっていますか?
先日、友人が家に遊びに来てくれた時の話です。
友人の家は私と同じ四人家族、更に子供の年齢など家族構成もほぼ同じですが、毎月の食費は外食抜きで7万円だそうです。
友人は毎月の食費が高く悩んでいるようでしたが、その高い食費の理由が友人に話を聞いてなんとなく分かってきました。
友人の家は専業主婦で、毎日ちゃんとした朝ごはんを作っているようです。
朝はフルーツを必ず用意して子供に食べさせているようで、買うものもいちごやメロンなどフルーツの中でも高価なものが多いそう。
また、子供が好きだからと言ってお刺身をよく買うそうで、お刺身を買う為に毎日スーパーに行って買い物しているとの事でした。
これを聞いて私は思いました。
我が家は共働きで、世帯年収は1200万円程あります。そんな我が家は、結婚6年で1700万円貯めました。
我が家が貯金を増やすことができたのは、この生活レベルにあるのかもしれません。
世帯年収1200万円の我が家の生活レベル
「年収1200万円」と言うと世間一般では高給取りな方だと思うかもしれません。
なぜなら平均年収を調べてみると、平成29年の国税庁の調査ではサラリーマンの平均年収は約432万円でした。これは年齢と性別を分けていない全体の数字ですが、性別を分けた統計では男性の平均が約531万円、女性の平均では約287万円でした。
我が家は夫が年収約800万円、私がフルタイム勤務の場合は年収約400万円です。国税庁の調査により平均年収は20代〜60代までの平均なので、30代の夫婦としては平均よりも年収が少し高いのかもしれません。
この金額だけを聞くと「年収1000万円超えなら贅沢しているんじゃないの?」と思われるかもしれません。しかし、実はそうでもありません。
家での食事
友人の話にあったように我が家では「よくお刺身を買う」や「フルーツを朝食に出す」なんて事はあまりありません。
お刺身を買うのは誕生日や記念日などお祝い事の時、フルーツは買い物にあまり行かないので毎日は家にありません。買ったとしても日持ちの良いものを買うので、バナナやみかん、りんごなどを買います。
そもそもスーパーへは買い物に週1回しか行かないので、こういった日持ちがしないものを買う時がないんですよね。
週一回の買い物とは別で生協の宅配を利用しているので、お刺身は漬けになって冷凍されていて解凍してすぐ丼として食べられるいるものはたまに買いますが、基本的には生魚ではなく家族全員が食べられる焼き魚が多いです。

お肉や魚は生の状態でなく、ほとんどが生協で届く冷凍されたものです。その為、冷凍庫は常にいっぱいですが、冷蔵庫にはあまり食材が入っていません。
ただ、食費ってとにかく削れば良いものとは限りませんよね。子供達の栄養面の事を考えると、毎日お肉や魚、野菜類はちゃんと食べさせたいところです。その限界が私的には「食費3万円」なんです。
たまに節約主婦雑誌などを見ると「食費2万円」なんてタイトルの記事が載っていますが、食費2万円になるとかなり厳しくなってしまいます。週に使える金額が4000円くらいになるので物価の高い地域に住んでいるとやりくりできず、肉や野菜類がどうしても不足してしまうんですよね。
これは私の感覚なのでその家庭によって変わってはくると思いますが、我が家にとっては「食費3万円」がちょうど良く、無理せず管理できる金額でもあります。
http://woworkmama.com/2018/04/26/furusatonouzei/
外食
この「食費3万円」の中には外食費は入っていません。
しかし、外食費も可能な限り支出を抑えて節約しています。外食する場合でも、記念日などの大事な食事以外はできるだけ「覆面モニター」を利用して安くで食事をするようにしています。

案件によっては100%還元、つまりタダで飲食をする事ができるものもありますので、気軽に外食も楽しめます。
そして「覆面モニター」だけではなく、投資でいただいた株主優待も利用します。私がおすすめするのは「すかいらーく」の株主優待です。「すかいらーく」の株主優待は100株で年間6000円のすかいらーくグループの店舗で使えるお食事券がもらえるのでとてもコスパが良いです。
大盤振る舞いの株主優待で経営が悪化した背景もあり「株主優待が廃止されるのでは!?」と言う懸念があり一度売りましたが、また買おうか今悩み中です。
また、「すかいらーく」以外にもマクドナルドや吉野家など全国どこにでもあるチェーン店を展開する企業が株主優待の制度を設けています。興味のある方は是非外食費節約につなげてみてください。
住居と車
夫と私の職場の位置関係もあり、駅近の賃貸マンションで暮らしています。その為、地域の中では比較的高い毎月約12万円程を家賃として支出しています。
会社からの家賃補助もなく実費で支払っているのでその点も家計には苦しいところですが、共働きを続けていく為には夫の通勤に使う駅の近くで保育園にも近く、そして私の実家にも比較的近い場所にしようと言う事でこの場所に決めました。
少し前に別のもう少し相場の安い駅に引っ越しも考えましたが、駅の利便性と保育園が遠くなる事がネックとなり結局引っ越しできませんでした。
また、今の不動産バブルで土地が高騰している事もあり、家の購入は先延ばしになっています。
ただもし引っ越しするにしろ、家を購入するにしろ、今後も駅近に住む事は決めています。
なぜなら、やはり駅近に強いメリットを感じるからです。
我が家はマイカーを手放し、今は電車かバス、遠出はレンタカーで移動していますが、特に不便を感じる事はありません。
マイカーを手放した事により、車の維持費や駐車場代にかかっていた費用が年間で30万円程節約にもなりました。
歩いてどこでもある程度は行けるので、マイカーは手放して良かったと思っています。必要なものは今の世の中、宅配でどこでも届きますのでね。今後も我が家は駅近の一択です。
日用品
日用品の買い物は、ほぼストックは買いません。
以前は「安いから」とたくさんストックを買っていましたが、今はやめました。理由は、無駄に使ってしまうからです。
ストックがあると何故か分からないのですが、「早く使ってしまわないと!」と言う感覚になってたくさん使ってしまうんですよね。
それがストックをやめてからは、使う量が適正になり無駄に使う事もなくなりました。
そして、ついついまとめ買いしてしまうとストックするために収納が必要になります。我が家は60平米に満たない賃貸マンションの為、収納がほとんどありません。日用品のストックにそこまでの収納スペースを取ってしまうのも無駄なんです。
買う量が適正なお陰か、日用品の毎月の支出は7〜8000円程度です。これは1歳児のオムツ代も込みの値段です。必要最低限のものだけしか買わないので、この金額で済んでいます。
お小遣い
我が家はお小遣い制を導入しています。

我が家のお小遣いは、夫3万円、私2万円です。仕事は夫は営業職の為、お弁当を外で食べることができないので昼食代として別途2万円を渡しています。
私も毎日お弁当を作るのはストレスが溜まるので、おにぎりや前日に残ったカレーなどは職場に持って行きますが、わざわざお弁当を作る事はしません。月に一度子供の保育園でお弁当の日があるので、その日だけは夫と私の分も一緒に作ります。
毎日お弁当を持って行かないので、私は昼食代として1万円もらっています。
これらの昼食代も入れると、夫のお小遣いが5万円、私のお小遣いが3万円、合わせて8万円です。
貯金を優先する為、お小遣いをもっと減らす事ができないか考えた時期もありましたが、今はこれがベストなのかなと思っています。なぜなら、お小遣いを削り過ぎるとその分ストレスが溜まるからです。
共働きをしているので、多少は自分の自由に使えるお金がないとやっていけません。お小遣いを削り過ぎると夫からも不満が出始め、「何に為に働いているのか分からなくなる!」と文句を言われ兼ねません。
我が家のお小遣いで支払うものの中には、美容院代や化粧品代なども入っています。個人的な支出はお小遣いの範囲で賄うようにしてもらっています。
旅行
毎年1〜2回はどこかへ旅行に行っています。去年は下の子供が生まれてすぐだったこともあり、なかなか遠出はできなかったので、今年は4歳と1歳の子供連れで沖縄に旅行に行く予定です。
今回の旅行では、有名なリゾートホテルのオーシャンビューのお部屋に泊まるプランを予約しました。家族全員で旅行代金だけで15万円ほどかかります。また、現地で使うお金の事も考えると、25万円ほどかかる計算になります。
しかし、この費用は必要経費として考えています。
我が家は日々の食費や固定費などをとにかく節約しています。その代わりに思い出になるものにはお金を惜しまず使うようにしています。
http://woworkmama.com/2018/04/11/tyokinzero/
子供時代に経験した事はきっと子供達の未来で何かの役に立つのではないかと思っています。
だから我が家は必要だと思うものにはお金を使い、それ以外の部分でお金を節約するようにメリハリをつけています。きっとその事が貯金がどんどん増えていく要因になっていると思います。
まとめ
いかがでしたか?これが世帯年収1200万円の我が家の生活レベルです。他の人から見れば無駄遣いしていると思われてしまう項目もあるかもしれませんが、これが我が家のちょうど良い生活レベルだと思っています。
生活レベルは一度上げてしまうと下げるのがとても難しいと言われています。一度甘い蜜の味を知ってしまうと二度と戻る事はできませんよね。

だからこそ我が家はこの生活レベルを維持しながら節約をし、今後も貯金を増やしていくつもりです。世帯年収1200万円でも、生活レベルを上げて待っているのは「家計破綻」と言う地獄しかありません。
