共働きを続けていくにあたって絶対に必要なこと、それは家事分担ですよね。私もよく同じワーママの友人とのランチで家事分担に関する愚痴を聞きます。
そんな我が家はと言いますと、平日は絶賛ワンオペ家事育児です(これは夫の職場が遠く通勤の関係で時間的に仕方ないかと思っています)が、休日は夫と半々くらいで家事と育児を回しています。
まず休日の我が家のパターンですが、朝起きたら私が朝食の準備、夫は洗濯と子供達の着替え。
その後、朝食の片付けを私がしている間に夫はトイレ掃除。夫が2回目の洗濯をしている間に私は掃除機がけ。
そして早めの11時くらいに昼食を取って、お昼までには公園などに出かけます。
外出から帰ってきて、夫が洗濯物取り入れ、たたみ、片付けの間に私が夕食の準備。その間に夫はお風呂掃除をして子供達と遊んで待つ。
その後、私が夕食の片付けをし出したら、夫がゴミを集めたりお風呂の準備をする。
そんな感じで休日が過ぎていきます。大まかには、ご飯作り・掃除は私、洗濯と子供達の相手は夫と言う感じでしょうか。
この状態まで持っていけたのは、何も最初からではありません。結婚してからの5年間でかなり反発し合いながら徐々にスタイルとして定着してきた感じです。
共働き家庭の家事分担〜我が家の場合〜
私は新婚当時、夫と私の勤務先の関係でそれまで住んでいたところから遠く離れた場所に引っ越したので通勤時間がかなりかかるようになりました。その上全く今まで降り立った事もない慣れない土地で、さらに慣れない家事の負担もあり相当なストレスを抱えていました。
まず、結婚して遠くに住まないといけないと分かった時、仕事を辞めるつもりでした。しかし、夫からの説得もあり結局仕事を続けることになったのですが、その時に言われた言葉。
この言葉聞いてすぐはとても優しいと思ったのですが、よくよく考えるとおかしな部分がありまして。
この「手伝う」と言う部分。これおかしいですよね?
我が家はフルタイムの共働き。拘束時間は私も夫もほぼ一緒。なのになぜ、家事は私が「主」で、夫が「手伝い」なのか。
夫としてはそんなつもりで言った言葉じゃなかったにせよ、私にはその言葉にカチンときてしまいまして。
とても喧嘩になりました。
日本ではまだまだ「家事=女性の仕事」と言う感覚があるので、会社でも家でもまだそう言った言葉をかけられることがあります。
会社では産休を取得するときに上司から、
なんてこと言われました。
これは自分の親が専業主婦だった人や、自分の妻が専業主婦の人の間違った幻想であり、いまの社会でそんなことを真に受けて「はいはい」と言って仕事を辞める人なんているかって話でして。
結局、私は喧嘩を繰り返し戦ったので、今の家事分担を手に入れることができました。
そのことから大切なことが分かったのです。
夫とは喧嘩をしてでも話し合いをする

よく悩みを訴えてくる友人に対していつも思うことは
と言うことです。
愚痴ってはいるけど、結局はこっちで全てやってしまっていて、夫は不満に思っていること分かっていないのかもしれません。
なんでもいいんです、とにかく「夫婦で話し合い」がとても大切なんです。
自分の心の中だけで思っていても相手には一切伝わりません。伝えてもいないことを愚痴っていても現状は何も変わりません。
自分は毎日どんなことしていて、それによってどれだけ時間がかかっていて、自分にどんな影響が出ているのか。感情に訴えずに理論的に話し合いをします。話し合いができなければ最悪手紙にして渡すのも私はアリだと思います。
とにかく大切なのは「相手に自分の思いを伝えること」
それができれば何か変わるかもしれません。絶対にすぐに諦めないでとにかく伝え続けてください。家事・育児を全て自分だけで背負うことは決して美德ではありません。
夫にして欲しいことはハッキリと具体的に
そして夫からよく言われたのが
と言うことです。
保育園の送り迎えはほぼ100%私の仕事なのですが、たまに夫が仕事休みの日などに保育園に迎えに行ってくれます。
そこで私は「適当にこんな感じで」と時間もないし分かるだろうと思って説明を省くと必ず怒られます。
「先生に怒られるのは僕なんだ!」
と言ってスネられます。笑
あなたも夫にして欲しいことハッキリと言っていますか?
夕食の後片付けをしながら「今この間にお風呂沸かしてくれてたら楽なのに…」と思っていても、夫に言わなければしてほしい事は伝わりません。
その後、結局全て自分でやってしまってムッと不機嫌になっても、夫からすると「なんで急に不機嫌になったんだ?」と思われても全く不思議はないのです。
だから何かして欲しいことがあれば具体的に例えば「お風呂洗って沸かしてきて!」と言えば良いのです。
この時「何で私ばかり指示しなければならないの?」と思うかもしれません。でも指示できるのって楽ですよ。家庭を自由自在に操れるのですから女王様のようになったようで気分も良いです。
夫ももう今では私の指示なしでは家庭が回らないとまで言うようになりました。夫もとりあえず私の指示に従ってやってれば良いので自分で考えなくて良いのが楽なようです。
得意・不得意を尊重する
上では「家庭内での司令塔のような存在になり、夫に具体的な指示を出す」と言うことを書きましたが、これが夫の得意分野でない場合は少し違ってきます。
我が家の場合ですが、夫はご飯作りが苦手です。
新婚時代にどうしても私の方が帰りが遅く、メールでご飯作りをお願いしました。クックパッドのレシピをメールに添付し、帰宅すると…レシピとは全く違う代物が出来上がっていました。
その日のメニューは天津飯だったのですが、卵は半熟のはずがごげごげ、あんかけは程よくとろりと卵を覆うはずがグニグニのゴム状のものが卵にオンされている…結局食べられるようなものではなかったので外に食べに行くことになりました。
その記憶があるので、夫にご飯作りを任せることが未だにできません。しかし、洗濯にはこだわりがあるようで進んでやってくれるので全て夫に任せています。掃除もトイレとお風呂に関してはこだわりがあるようでこちらもお任せしています。
このように夫の得意なことと得意でないこと、全てお願いするのはかなり無理があります。誰にでも得意・不得意ありますよね?
だから不得意なことは任せず、得意なことを自分の仕事として認識してもらう為、全て任せています。
もう少ししたらご飯作りも頑張ってもらうかもしれませんが、それは定年退職後の話になるかもしれません。

最新家電導入でやる気アップ

男性って何であんなに最新家電が好きなんでしょうか?
その証拠に男性向けの雑誌で「最新家電」の特集をよく見かけます。需要があるから特集しているんでしょうが、それを見て思い出しましたよ、私の夫も家電好きだったことを。
以前に掃除機を買い替えようか悩んでいた時、夫からこんな言葉を掛けられました。
結局コスパ重視の私はマキタのコードレスクリーナーを購入したのでダイソンにはしませんでしたが、「これ使えるな!」と考えました。もし、ダイソンの掃除機を買っていたら私の掃除時間はなくなっていたかもしれません。笑

もし家電好きの夫を持つ方なら、最新家電の導入で夫のやる気をアップさせてみてはいかがでしょうか?
形から入るタイプの方ならより効果は高いかもしれませんよ。
まとめ
- 喧嘩してでも話し合いする
- 自分のして欲しいことをハッキリと具体的に伝える
- 家庭の司令塔になる
- 得意なことを主に任せる
- 最新家電導入で夫のやる気もアップ
