「こんなに小さな子供に寂しい思いをさせて申し訳ない…」
保育園に預けて働くことで少なからず罪悪感みたいなものは誰しもが抱える悩みですよね。
上の子供の時はまだおっぱいも卒業していない0歳の子供を預けて職場復帰したので、預けている間おっぱいをあげられないことからの胸の張りがすごくてすごくて、まるで子供からの私への警告のような気持ちで、毎日毎日職場のトイレでおっぱい絞っていました。笑
当時はかなり辛く、おっぱいは常に張って熱くて痛いし、保育園に預ける時は子供が泣いて泣いて引き裂かれる思いだし、家に帰っても子供も自分も慣れない保育園と仕事にぐったりで精神的にも肉体的にも全く余裕のない日々が続いていました。
職場復帰を果たしたみんなが抱えるであろうこんな悩みを、今回は私が感じた保育園に預けて働くメリット・デメリットを挙げて解決していこうと思います。
保育園に預けて働くメリット・デメリット
保育園に預けて働くメリット
自分の時間が持てる
これはかなりのメリットだとは思うのですが、子供が生まれると全て子供中心の生活になりがちです。
朝起きておっぱいやってオムツ替えて、家事が終わったらすぐ離乳食作って食べさせて、またオムツ替えて一緒にお散歩行って遊んで、帰ってきて夜ごはん作ってお風呂入れて寝かしつけ…何をしたって言われたら何もしてないけど毎日あっという間に過ぎていく。とにかく生活の中心が子供なんですよね。それ以外に自分のことをする隙がなかなかないんです。
それが保育園に預けて働くようになると、保育園に預けている間はひとりの時間になるわけで。実際にはその時間に仕事をするのでひとりではありませんが、今までなら子供が泣いたら立って抱っこしながらかき込むように食べていたランチも同僚とゆっくり食べることができたり、育児を一旦忘れて仕事に打ち込めることで育児のストレスから解放されます。
生活のリズムが整う
育休中は子供が起きたら起き、寝ていたらその時間まで自分も寝てしまったり、自分の時間が子供が寝てからした取れないので夜更かしをしてテレビを見たり、ネットを見たりしていました。
しかし、仕事をしだすと毎日同じ時間に起き同じ時間朝ごはんを食べ同じ時間に寝るようになります。毎日同じ時間に仕事へ行かないといけないので、夜更かしすることも減り規則正しい生活を心がけるようになります。
育休中は子供と二人どこへも行かずずーっとすっぴんで過ごす日もありましたが、仕事を始めるとそうはいきません。しっかりと毎日お化粧をすることによりシャキッとし、メリハリのある生活が送ることができるようになります。
子供の成長にとっても生活のリズムが整うことは良いことだと思うのでかなりのメリットになると思います。
しっかりとした子供に成長する
保育園は子供にとって最初の集団生活の始めまりです。私の子供も早いうちから同じくらいの年齢の子供や少し年上のお兄ちゃんお姉ちゃんとコミニュケーションを取れることで社会性が身につきました。
また、保育園では自分のことは自分でできることがルールなので、早いうちに自分でお着替えをして脱いだ洋服をたためるようになったりします。そして保育園でしっかりとオムツトレーニングをしてもらえ、家では一切オムツトレーニングすることなくオムツもいつの間にか外れて自分でトイレに行って用を足すことができました。
保育園に預けて働くデメリット
罪悪感がつきまとう
私も保育園に預け出す時は本当に大変でした。こっちを見ながら泣きわめく子供、それを横目で見ながら保育園を去らなければならない。実際には仕事の時間に遅れそうになりながらなので走りながらですが…そして迎えに行くと疲れたのかぐったりとして待っている子供。私の顔を見ると泣いて近寄ってきて…私も一緒に何度も泣きそうになったことか。
そして家に帰ってからも子供は疲れてぐったりして夜ごはんも食べずに朝までずっと寝てしまう始末。本当に本当に申し訳なくて心が苦しかったです。
子供と過ごす時間が減る
育休時代にはずっと子供とべったりいたお母さんでも、保育園に預けて働き出すと子供とずっと一緒に過ごす時間は奪われます。出来るだけ自分で子育てをしたいと考えている人にとってはかなり辛いことだと思います。
保育園では家のように全て自分の子供中心には回りません。大勢いる子供の中のひとりになるので、保育園にそこまでのケアを求めることは難しくなります。
子供が風邪をひきやすくなる
保育園に預け出すとすぐ保育園から呼び出しがかかります。私も預け出してすぐの一週間は平日5日のうち会社にちゃんと行けたのはたったの1日でした。あとは預けて仕事に行ってもすぐ呼び出しがかかり早退するか、朝から熱が出て1日預けられないってことがほとんどでした。
会社には職場復帰して即戦力として期待されていたのに、最初の一週間は全く仕事ができず申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
保育園に預け始めは子供も慣れない環境もあってか風邪をひきやすくなります。風邪をそのまま放っておくと中耳炎になったりするので、毎日毎日耳鼻科に通いました。
仕事が終わってからのへとへとになった身体で毎日の耳鼻科通いは、かなりきつかった記憶があります。
デメリット克服方法
保育園に預けるメリット・デメリットを挙げましたが、デメリットに関しては全く克服できないものでもありません。これらのデメリットを解決する方法も実はあります。

できれば0歳の内に預け出す
私はできるのであれば月齢の小さい内に、できれば0歳の内に保育園に預け出すことをオススメします。
罪悪感はいつかは消えるもの
私の友人の子供が1歳を超えて復帰の際に預け出すと、なかなか保育園に慣れず、食事も水も摂らない、トイレさえもせずにずーっと保育園の部屋の柵の前でお母さんを待っていたそうで、「この子を預かるのはうちでは無理かもしれません」と保育園の先生も投げ出すほどだったそうです。その後2ヶ月ほどかけて徐々に慣れていったようですが、親も保育園の先生も相当苦労したそうです。
私の友人とは反対に、一人目の時には0歳10ヶ月で保育園に預け出した私。最初は泣いて泣いて待っていた子供も、3週間も経てばケロッとして保育園のおもちゃで遊んでいたり、先生に抱っこしてもらっていたりしていました。
最近ではお友達と遊べるのを楽しみにしているようで、「もっと保育園で遊びたかったのに…もっと遅く迎えに来て欲しかった!」と言われるほどです。罪悪感は子供が泣くから湧いてくるもの、子供が楽しそうに保育園に通うようになれば自然と罪悪感もなくなっていきます。保育園の先生によると0歳の内であればお母さんと離れていることすら分からないことが多く、すんなり保育園に慣れる子供が多いそうです。
より子供の身体が強くなるのが早くなる
更により小さいうちに預け出すと子供の身体が強くなるのが早くなります。同じ時期に生まれた専業主婦の友人の子供は2歳になっても風邪をひきやすく、いつ風邪をひくか分からないので旅行などの計画も立てにくくて困ってるとよく言っていましたが、その頃私の子供は全く風邪をひくことはなく、毎日保育園にいって元気いっぱい遊んでいました。早くからいろんな菌に触れていたので身体が強くなったのかなと思います。
私の預けている保育園では生後半年からしか預かりをしておらず、生まれた月によっては0歳の内から預けるのが無理な場合もあります。だから、保育園によってや自治体によっていつから預けられるかも変わってくると思いますので、その辺りはお住いの自治体と預けたい保育園に確認してみてくださいね。

