あなたのご家庭では何となく出費している項目ってありませんか?
我が家も結婚した頃は訳も分からず必要かどうかも考えずとりあえず加入しておく、そんなことが多くかなりの損をしてました。
そこで我が家がやめた習慣を洗い出してみることにしました。
我が家は結婚6年で約1700万円を貯めました。途中産休育休を2回取得しましたので、手当はありましたが私のお給料(主にボーナス)がなくなったので少し世帯年収は減りました。しかし、この年収が減る期間も含めて年平均300万円の貯金ができた計算です。
なぜ我が家がここまで貯金できたのか…我が家がやめた10個のことで少し秘訣を伝授しようと思います。
有料チャンネルに加入
スカパー!などの有料チャンネルでは様々なジャンル映画やドラマがたくさん見れます。義実家でも有料チャンネルに加入していて義母は韓流スターが好きな為、毎日それを録画して楽しむのが一番好きな時間だと言っていました。
結婚当初、夫の趣味であるスポーツ観戦の為に、オンデマンドで観れる有料チャンネルに登録していました。賃貸だった為、アンテナ等のこともありオンデマンドを選択したのですが、それでも月々3000円程支払っていたと思います。
数カ月後、実はオンデマンドで見るなら実家のIDを借りて観ることが可能なことが分かったのです。夫はなぜか実家に申し訳ないと思っていて、それをずっと言い出せずにいました。
とにかくそれを知ってすぐに解約しました。
結局今は有料チャンネルは観ていません。なぜなら、観ていない時の方が圧倒的に多いからです。共働きで忙しく家にいない時間が多いので放送されていても観る時間がほとんどありません。
その代わり、Amazonプライムには加入しました。
Amazonプライムでは年会費3900円で動画と音楽が見放題、聴き放題です。しかもスカパー!などのようにテレビの放送ではなく、自分で好きな動画を選んで好きな時に観れるのも良いなと思いました。
更にAmazonプライムに加入していると、オムツが更に安くなったり、送料無料になったりととてもお得になりました。
子育て中の家庭なら加入して損はないと思います。是非検討してみてください。
新聞
夫が会社の上司から
「お前新聞も読んでないのか。新聞くらい読まなきゃ出世できないぞ。」
と言われた為、一時期新聞を取っていました。
月々3000円程の支出が増えたのですが、朝5時頃起きて会社に行く生活だった夫には、朝から新聞を読む時間が全くなく、結局帰ってきてからその日の朝刊を読んでいました。
しかし、少しサボるとすぐに溜まっていき毎週ほとんどを読まずに捨てていた為、結局解約する事になりました。
今は情報もネットで得られるので新聞がなくても特に問題なしなんですよね。そして上司に言われたからと言って、言われるがままに新聞を取っても結局読まないなら全く意味がありません。
それ以来上司からは何も言われていないようなので、できるだけ新聞の話はしないよう言っています。
車
我が家は新婚時代に住んでいた家から一度引っ越しをしています。引っ越し前の家では、夫が独身時代に買った車を使っていました。その車で休日にどこかに行ったり、スーパーへ一週間分の買い物に行ったりして利用していました。
その後、今の家に引っ越しした際にある理由で車を手放す事になりました。それは、駐車場代がかなり高いからでした。
以前に住んでいたところの倍ほどの料金で、更に家の家賃も上がった為支払いができなくなりました。その為、思い切って車を手放す事になりました。
しかし、車を手放しても全く生活は変わりませんでした。考えてみると、以前に住んでいた家でもあまり使う事がなかったからです。
夫婦共働きしているので平日は全く使わず、休日に1週間に1〜2回どこかに出掛けたり、まとめ買いの為、スーパーに行ったりするのに使うくらい。私はペーパードライバーなので産休・育休の期間も子供を乗せて平日に乗ることは絶対にありませんでした。
そこで思い切って手放してみると、毎月の駐車場代金と、保険、車検代など合わせると年間30万円程維持費にかけていたものが一気になくなりました。今の家に引っ越してきて家賃は上がりましたが車の維持費がなくなったので家計はマイナスにならずに済んでいます。
車はガソリン代や高速代だけじゃなく維持費がかかります。駐車場代、保険や車検代など持っているだけでお金がかかるんですよね。更にローンを組んで車本体を購入した場合、そのローンも重くのしかかってきます。
もしあなたのご家庭が駅近で1週間に一度程度しか使っていない場合は、この際手放してみてはいかがでしょうか?特に問題なく生活できると思いますよ。
今は都会であればカーシェアリングが便利です。是非車を手放す勇気を持ってみてください。

雑誌購入
結婚当初、毎月節約主婦雑誌を購読していました。
「1000万円貯める」「今より100万円貯金する方法」などのキャッチコピーに惹かれてついつい毎月買ってしまっていました。
しかし、節約料理のレシピなど参考にして豆腐ハンバーグなどカサ増し料理を実際に作ってみましたがやっぱり普通に作った方が美味しかったりして、結局残して捨ててしまうことが続いたのでやめました。
そして雑誌読者の家計簿を見るのが好きだったんですが、低収入なのに貯めている人の家計簿は必ずからくりがあると分かり読む気がしなくなってきたんです。
それは住宅ローンが1万円台だったり、社宅で家賃がなかったりと生活費のみの支出で貯まっている家計簿だったんです。
そんなこともあり、今は旦那さんと共有して読むことができるdマガジンに登録しています。dマガジンなら月額400円でいろんな種類の雑誌が読み放題です。一部読めないページもありますが1人月々200円なら良いかなと思って続けています。
そしてお金以上に助かっているのが「部屋のスペース」です。以前は雑誌が溢れ片付けが大変だったんですがそれがなくなり家中がとてもスッキリとしました。
とりあえずの100円ショップ
以前はよく100円ショップで買ってきた雑貨を自分でリメイクなどして家に飾ったりしていました。しかし、どんどん増えていく雑貨100円だからとついつい購入してしまい飽きては捨てを繰り返していました。
「単価は安くても大量に買えば全く節約ではない」と言うことに気づいてからは、本当にずっと飽きないものだけを購入するようになりました。
もちろん100円ショップのものでも使えるものたくさんあります。
大切なのは「その商品が自分にとって本当に必要かどうか」だと思います。とりあえずと100円ショップに頼ることからやめてみましょう。
不要な買い置き
以前は車を持っていたのでコストコによく行っていました。いろんな商品があるし楽しいし大好きなんですが、洗剤やトイレットペーパーなど中々なくならないものを大量に買ってしまい収納場所に苦労していました。
大家族ですぐにストック品がなくなってしまうご家庭などはある程度買い置きも必要だと思いますが、夫婦2人に幼児2人の我が家にはコストコはどう考えても不必要な量のお買い物になります。
ある程度都会に住んでいれば買い置きはなくてもなんとかなります。近くに24時間空いているコンビニがありますし、生活に必要なものはなんでも揃っています。
そこで「ストックは多くて2個まで」と決めてからは収納場所の確保がとても楽になりました。
大量のポイントカード
洋服屋さんやいろんなスーパーのポイントカードって行くとついつい作っちゃってたんですよね。
最近では店員さんからポイントカード加入の勧めがあってもきっぱりと「結構です」と御断りしています。
なぜならポイントカード作ってもポイント使えるまでにいつも失効してしまうからなんです。大体のポイントカードが500ポイントから使えるなど1ポイント単位で使えるのって少ないんですよね。特に洋服屋さんなどでは1年間に10万円そのショップで購入してやっと1000円の割引になったりとかなり厳しい条件なんです。
1年間に10万円も同じお店の洋服を買うことなんてないので毎回ポイントカードを作っても有効期限切れで失効してしまうんです。しかも、一度ポイントカードを作ってしまうとポイント付くしココで買わなきゃってなぜか分からないしがらみみたいなものまで発生してしまっていました。
そのことに気づいてからはポイントカードは本当によく行く近所のスーパーやポンタカード、Tカードなどどこでも貯められる共通ポイントのものしか持たないことにしました。
おかげさまでお財布もスッキリして快適になりお金が貯まり易くなった気がします。
週末の作り置き
実は結婚当初、節約主婦雑誌を参考に作り置きをしていました。休日にごはんを一気に炊いて冷凍したり、ハンバーグやロールキャベツを大量に作ってストックしたりして頑張っていたんですよね。
しかし、これを作るのに買い物と下ごしらえなどに休日の1日のほとんどが潰れてしまい、余計に疲れてしまっていました。
きっと完璧を求め過ぎていたのかもしれません。
結局、作り置きの為に作るのではなく、そのメニューの日に量を多めに作り翌日にリメイクしたり、残ったものを冷凍するスタイルに変えました。わざわざ休日を割いてまで作り置きするのは、私には合っていなかったのでこれで良かったんだと思います。
「ストレスを貯めずに節約する」これが鉄則なんで、疲れた日はスーパーでお惣菜を買ったり外食もしていましたが、お金は自然と貯まっていきました。
不要な医療保険
これは各ご家庭にもよると思いますが、我が家では医療保険を解約しました。実際には医療保険ではなく共済ですが、死亡保障がないに等しかったので貯金がある程度ある我が家には必要なかったんですよね。
なぜ貯金があれば医療保険に入らなくて大丈夫なのかと言うと、我が家は共働きなので、もし病気やケガをして働けなくなっても健康保険から「傷病手当」がもらえます。
そして、手術や入院で医療費が高額になった場合でも今の日本には「高額療養費制度」がある為、かかった医療費の全額を負担することはありません。

反対にわたしに万が一のことがあった場合は夫への遺族年金が一切出ないので、夫の給料だけで子供を支えていかなければなりません。
夫の場合だと今の年収で計算すると保育料が免除にならなかったり、社会的な保障があまりない為、このままだと生活が苦しくなる可能性があります。
そして我が家は賃貸の為、夫婦のどちらかに万が一のことがあった場合でも、家賃の支払いはずっと続きます。
その点でも、死亡した場合の保障が多い保険に入り直しました。
保険の見直しはライフスタイルの変化に応じてする必要があります。子供が産まれたり家を購入した場合は、一緒に保険の見直しをしましょう。
その際には担当のFPさんの話を全て鵜呑みにするだけではなく自分でもしっかりと調べて納得した上で加入することが一番大切です。
高い通信費
SIMフリーになってから格安スマホが益々話題になっていますが、我が家も結婚当初はキャリアのスマホで通信費に毎月2万円以上支出していました。
当時から携帯代が高いのは自覚していましたが安くなることなんてないと鼻から決めつけていたので仕方なしと高額な通信費を支払い続けていました。
しかし、いろんなキャンペーンがやっていて乗り換えする方が結果安くなることに気づいてからは、なんとネット料金込みで通信費をそれまでの2万円から1万円へと半分に減らすことができました。
キャンペーンに気づいた時点が更新月ではなかったので、手数料回避の為まずはプラン変更しました。それまでほとんど電話を使用する事がなかったのに、結婚した時に固定電話を引かないからと言う理由で通話かけ放題で契約していました。我が家は電話より圧倒的にネットをよく使うので、ネットし放題にプラン変更しました。そして電話する時は、無料で電話できるスマホアプリ等を使って極力タダで電話するようにしました。楽天の通話アプリviberが一時期通話無料で利用できたのですが、そのキャンペーン終わったので今はLINE電話で極力通話しています。
そして乗り換え時期になった時点でキャリアを乗り換えし、通信費をかなり安く抑えることができました。
2年間隔で乗り換えが必要な為かなり面倒ですが、2年間で24万円の節約ができる事を考えると、やらない選択肢はありません。
まとめ
- 有料チャンネルに加入
- 新聞
- 車
- 雑誌購入
- とりあえずの100円ショップ
- 不要な買い置き
- 大量のポイントカード
- 週末の作り置き
- 不要な医療保険
- 高い通信費
我が家がやめた習慣いかがでしょうか?普段の生活の中で「考えてみればこれって必要なくない?」ってものが多いことに気づきます。それに気づけた時が節約のチャンスです!
必要なものと必要でないものをしっかりと分けること=節約・倹約
だと私は思います。何でもかんでも買わない使わないはストレスが溜まっていきます。
それよりもメリハリをつけることでストレスなく上手にお金を貯めることができていくんではないでしょうか。
http://woworkmama.com/2018/04/11/tyokinzero/